顎口腔機能診断施設
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子どもの矯正治療

お子様の矯正治療を考えるにあたり、

「いつから始めたらいいの?」
「どの位の期間がかかるの?」
「費用は?」

などなど、お子様の歯並びに関する疑問についてお答えします。

治療開始時期

ここが一番疑問に思われる所ではないでしょうか?

一般的に治療は『早期発見・早期治療』が大切です。
しかし、矯正治療にとっては、『早期発見』は大切ですが、必ずしも『早期治療』が望ましいとは限りません。

矯正治療の場合、最終的な永久歯列の状態を考え、そこからお子様の矯正治療である第 I 期治療が現段階で必要であるのかを考える必要があります。

そのため、永久歯列が完成する小学校6年生以降(注)に治療を開始することが望ましいケースもあります。また、当然ですがお子様であれば顎(あご)の成長を考えなければなりません。状況によっては、顎の成長が落ち着くまで治療を待つ場合や、逆に顎の成長が旺盛な時期に開始する場合もあります。

もちろん、咬み合わせの状態によっては、早期に治療を開始した方が良い場合もあります。

第 I 期治療が望ましいケース

  • 咬み合わせにより、歯や周囲組織に損傷を与えている場合(咬合性外傷)
  • 習癖等を含めお子様の顎の成長に悪影響を及ぼしている場合
  • 早期に治療をすることで永久歯列の治療(第 II 期治療)が不要、もしくは軽減できると判断される場合

基本的には上記に当てはまる場合に第 I 期治療を行いますが、実際には個人個人で治療開始時期が異なるのが現状です。
この見極めこそが難しいため、まずは矯正歯科医院への受診をお勧めいたします。

(注)永久歯列完成時期については個人差があります。

治療期間

まず、治療を開始するにあたり、『治療目標』を明確にする必要があります。

そのため、治療途中で大きく治療のゴールが変わることは本来あってはいけません。治療のゴールが設定できれば、そこから治療期間を提示することができます。

ただし、第 I 期治療を行うにあたっては治療のゴールがそれぞれ異なるため、ここでは一概に治療期間を明示することはできませんが、おおよそ半年〜1年程度が第 I 期治療期間の目安になります。

※第Ⅰ期治療・・・お子様の治療
※第Ⅱ期治療・・・永久歯列の治療

費用

矯正治療は、一般的に自由診療になります(口唇裂・口蓋裂、厚生労働大臣が定める先天性疾患、外科的矯正治療については健康保険適用となります)。詳しくは矯正治療の料金のコンテンツをご覧ください。

最終的な治療のゴールは、永久歯列の状態です。
日本人においては、第 I 期治療のみで完璧な永久歯列期を迎えられるケースは少ないと考えられます。

そのため、当院では有効と思われない I 期治療はお勧めしません。ただし、現在の咬み合わせの状態や永久歯列期の治療(第 II 期治療)を考えて第 I 期治療が必要と判断した場合は当然治療をお勧めします。

その際、永久歯列完成後の仕上げの治療(第 II 期治療)を行う場合は、装置代については第 I 期治療でお支払い頂いた装置代の差額分となります。